iPhone再生品は危険?整備品や中古と何が違う?
ネットでiPhone中古やiPhone整備品と検索すると、iPhone再生品というワードを表示しているBack Marketというサイトの広告をよく見ますね。そして、「iPhone再生品」と検索すると、iPhone再生品危険という関連ワードがで出てきます。そこで、このiPhone再生品が危険なのかまた、整備品や中古との違いを解説していきます。
iPhone再生品と整備品は同じ?中古との違い
iPhone再生品とは、通常一度使用された後に修理やクリーニングを施され、再び市場に出回る製品のことで、Back Marketや一部の中古品業者が独自に使っている言葉です。整備品も基本は同じで、販売する業者による厳しい品質基準をクリアして整備された製品で、Apple認定整備済品、amazon整備済み品やにこスマ整備品などがこれにあたります。
ここでiPhone再生品が危険というのは、上記以外の信頼性にかける業者が、ただ単に中古品を再生品と呼んでいたり、粗悪なパーツを組み入れて販売しているからと思われます。実際にそのような口コミ評価をしばしば目にします。
一方、これらの信頼性に欠ける再生品と整備品の大きな違いは、整備品が専門の技術者によるチェックと修正を受けている点です。しかし、一度使用された実績があるため、新品と比較するとやや劣る部分もあります。ですが、価格面でのメリットが大きく、機能的には十分に信頼できるレベルであるため、多くのユーザーに選ばれています。
ただし、Apple認定整備済品は外観(外装)が新品に交換されているため、amazonやにこスマに比べて、外観状態にメリットはありますが反面、価格にメリットはありません。また、そもそもの在庫数が少なく、機種、カラーや容量などの選択肢もありませんが、Appleから直接買える安心感があります。
そこで、信頼のおけるにこスマ、amazon、Back Marketの整備品の比較をしてみました。比較するのはApple認定整備済品として販売されているiPhone 12 Pro 256GB です。尚、にこスマ以外はバッテリー最大容量が不明ですので、斜体字として参考価格を掲載しました。なお、価格と在庫(2024/8/6現在)は変動することはご了承ください。<PR>
比較表 | にこスマ | amazon | Back Market | Apple |
---|---|---|---|---|
価格:税込 | 84,500円~ | 77,789円 | 83,790円 | 108,800円 |
バッテリー状態確認 |
82~85%品 |
不明 |
不明 |
100%品のみ |
外観状態確認 | 複数画像あり | 不可 | 不可 | 新品同様 |
返品保証 |
1年保証 |
180日 |
30日 |
1年保証 |
満足度 |
にこスマはバッテリー最大容量が90%から100%品の価格を掲載、amazonの出品業者は偶然にもにこスマですが、Aグレードかどうかは定かではありません。また、Back Marketは購入手数料の990円を含んだ価格になっています。
こう見ると、にこスマの価格が高いですが、バッテリー容量の表示や返品保証などメリットが多数あります。
新品との違いや購入時のリスクは?
新品と再生品や整備品の最大の違いは、先ほどの比較表のように、やはり価格です。再生品や整備品は新品に比べて大幅に価格が抑えられています。しかし、購入時のリスクもわずかですが存在します。例えば、外観に目に見えない細かな傷があったり、バッテリーの寿命が短かったりすることもあります。また、購入先によっては、十分な品質チェックが行われていない可能性もあるため、信頼できる販売元から購入することが非常に重要です。
iPhone再生品は危険?ならどこで買うのがベスト
上記の表から、外観状態やバッテリー残量最大容量が表示されていて、ドコモの下取りプログラムの指定業者になっているにこスマがオススメです。また、各社整備品の特徴を以下に解説していきます。
にこスマ整備品
にこスマは、伊藤忠商事のグループ会社である株式会社Belongが運営するサービスで、信頼性の高い中古スマートフォン販売サイトの一つです。
にこスマは、リユースモバイル事業者認証制度の基準に沿って、自社の端末検査センターで厳格にチェックされた整備品を取り扱っており、データ消去や機能検査のソフトウェアも活用しています。また、自己都合による返品は14日以内、万が一の故障の場合30日以内は返金対応、1年以内は無料で返品交換の対応をしているため、購入後の安心感も提供しています。
アップルストア整備品
iPhone整備済製品は、品質と安全性を最優先に考えた製品です。Appleの専門技術者によって徹底的にチェックされ、すべてのモデルに次のものが付属しています。
①新品のiPhoneと同じ1年間の保証
②すべてのマニュアルと付属アクセサリ
③新しいバッテリーと外装
④新しいホワイトボックス
上記のように公式ならではの信頼性とともに、新品と同様の保証が付いてくる点も大きな魅力です。ただし、iPhone整備済製品は、以下の点で通常販売製品との違いがあります。
整備済品専用箱であることと、固有の*モデル番号の為、買取価格は安くなります。
*モデル番号:新品はMから始まり、Nが交換用、Fが整備済品となります。
Amazon整備済み品
Amazon整備済み品は、Amazonが認定する販売者が提供する再生品です。品質には定評があり、バッテリーの状態や外装の状態が良好な製品が多い印象ですが、正確なバッテリー最大容量や外観状態の表示はありません。ただし、購入後のサポート体制も整っており、返品ポリシーも充実しています。
Back Market再生品
Back Marketは、さまざまなブランドの整備済みスマートフォンを取り扱っているオンラインマーケットです。こちらでは、厳しい品質基準に合格した整備済みのiPhoneを多数取り揃えており、購入後の安心を約束する保証サービスも充実しています。ただし、上記のAmazonのように、自社で整備販売するのではなく、楽天市場のように販売者に場所を提供するサービスとなっていますので、価格や状態を表す商品のグレードなどの統一性がありません。
iPhone再生品(整備品)を安全確実に購入するポイント
バッテリーの正確な消耗度の確認は超重要
iPhone再生品を選ぶ際に最も注意すべきはバッテリーの状態です。バッテリーの消耗度は、スマホの使用感に直結するため、購入前にその最大容量や充電回数を確認することが重要です。信頼できる販売元では、バッテリーの状態を明示していることが多く、消耗度が少ない製品を選ぶことで長期間安心して使用できます。
外装状態の確認
再生品や整備品は新品と比べて価格が抑えられていますが、それでも外装の小さな傷や使用感が気になる場合があります。外装の状態にこだわる方は、購入前に製品の写真や詳細な状態説明を確認し、納得のいく製品を選ぶことが大切です。
在庫数確認も重要
再生品や整備品は希少な場合が多く、欲しいモデルや色がすぐに見つからないこともあります。定期的に在庫状況をチェックし、希望に合った製品が見つかったら早めに手を打つことが大切です。
保証と返品
再生品や整備品を購入する際には、保証期間と返品ポリシーを確認することが重要です。特に、初期不良や予期せぬ故障に対して、どの程度のサポートが受けられるのかを知ることで、安心して購入できます。また、製品が期待に沿わなかった場合に備え、返品条件も事前に把握しておきましょう。
以上の点に注意し、信頼できる販売元としておススメするのはにこスマです。また、最新のバッテリー最大容量100%品の在庫状況はこちらからどうぞ(2024年8月現在)