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Back Marketの評判は?怪しいと言われる理由は?

iPhone

Back Marketが怪しいと言われる具体的トラブル事例や中古スマホの正しい見極め方を解説

中古iPhoneやiPadを検索すると画像付きの広告を目にするBack Market(バックマーケット)。

表示されている価格の安さは魅力的ですが、同時に「本当に大丈夫か」と怪しいと感じるかもしれません。そして、Back Marketの評判が気になり検索してこの記事にたどり着いた訳ですね。

調べたところBack Marketフランスの会社で、自社では整備、販売と買取は行っていない、楽天市場のようなマーケットプレイスだと言うことがわかりました。さらに知恵袋を見ると、あなたと同じように購入前の不安を相談されているケースが目立ちます。

特に、iPhoneやiPadを実際に買った口コミでは、バッテリー残量の状態や表示の問題、予期せぬトラブルの報告が目立ちます。 また、問い合わせのレスポンスが遅い、品質やランク付けが思っていたのと違うなど、様々なネガティブなコメントがあります。

その理由はマーケットプレイスとして個々の出店店舗に依存するという仕組みにあります。

この記事では、そうした疑問や不安を解消するため、Back Marketの実態を徹底的に分析し、中古iPhoneの後悔しない買い方やおススメの販売店舗(業者)を解説していきます。

この記事でわかる4つのポイント
  • Back Marketが「怪しい」と言われる構造的な理由
  • 知恵袋やレビューで報告される具体的なトラブル事例
  • 購入前に確認すべきバッテリーや出店店舗のリスク
  • 返品や返金プロセスに関する注意点
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Back Marketの評判は?口コミを分析

この章で解説する項目

  • Back Marketが怪しいと言われる理由
  • 評判を左右する出店店舗の品質
  • 知恵袋の評判から見る実情
  • 評判 iPhone購入時の注意点
  • 評判 iPad購入のメリットとデメリット
  • 買ってみた人のリアルな口コミ

Back Marketが怪しいと言われる理由

Back Marketが怪しいと言われる理由
イメージ画像マイレコメン

Back Marketが「怪しい」という評判が立つ背景には、主に2つの理由が考えられます。それは、同社のビジネスモデルと、海外企業であるという点です。

第一に、Back Marketは自社で商品を販売したり整備したりしているわけではありません。実態は、Amazonマーケットプレイスや楽天市場のように、多数の業者が集まる「マーケットプレイス(市場)」です。Back Marketは「リファービッシュ品(再生品)」という言葉を打ち出していますが、これはAppleの認定整備済製品とは異なり、実質的には「中古品」を指します。

そのため、商品の検品や整備の品質は、Back Marketではなく、実際に出品している業者(出店店舗)の技術力や誠実さに完全に依存します。これが、購入者側から見ると品質のバラつき、つまり「当たり外れ」として認識される要因となっています。

第二に、Back Marketは2014年にフランスで設立された海外企業であり、日本でのサービス開始は2021年と比較的新しい点です。サポート体制や決済システム、トラブル発生時の対応フローなどが、日本の消費者が慣れ親しんだ国内企業の基準と異なる場合があります。後述するクレジットカード決済の問題や、カスタマーサポートの対応速度に関する不満は、こうした背景から生じていると推察されます。

「再生品」という言葉から高品質な状態を期待して購入すると、届いた中古品の状態とのギャップに驚く可能性があり、これが「怪しい」という印象につながっている模様です。

評判を左右する出店店舗の品質

評判を左右する出店店舗の品質
イメージ画像マイレコメン

Back Marketの評判は、70社以上とも言われる出店店舗の品質管理能力によって決まると言っても過言ではありません。Back Marketは、独自の品質スコアアルゴリズムを用いて優れた販売者を優先的に表示する仕組みを採用していると説明していますが、購入者が直接的に特定の店舗を選んで購入することは難しい場面もあります。

出店している店舗は、ソフマップのような大手中古販売店から、自社サイトを持たず、実体が不明な買取専門業者まで多岐にわたります。情報(2025年6月時点)によれば、各店舗の評価点には一定の水準が見られますが、これはあくまでBack Market内の評価です。

販売者名(一部抜粋)評価点 (5点満点)特徴
にこスマ4.4自社サイトでバッテリー容量表示あり
ハピネスネット4.3自社サイトで容量表示あり
ソフマップ4.3大手中古販売店
Likewize Japan4.3Back Marketでの実績豊富
KIRIN MOBILE4.2Back Marketでの実績豊富
注:評価点や企業数はDB情報に基づく参考値です。

表のように、中には「にこスマ」や「ハピネスネット」のように、自社の公式サイトではバッテリー容量を明記して販売している優良な業者も含まれています。

参考記事:バックマーケット出店店舗の品質は?賢い選び方を解説

しかし、Back Marketのプラットフォーム上では、これらの詳細情報(特にバッテリー容量)が非開示のまま販売されるケースが標準です。購入者にとっては、どの品質レベルの店舗から商品が発送されるかが運任せになってしまう側面があり、この点が「中古ガチャ」と揶揄される最大の理由です。

知恵袋の評判から見る実態

知恵袋の評判から見る実態
イメージ画像マイレコメン

Yahoo!知恵袋では、公式サイトのレビューでは見ない、購入前の相談やより率直な評判やトラブル報告が集まりやすい傾向にあります。

情報を確認すると、「バックマーケットで買うな」という非常に強い警告もありました。あるユーザーは、iPhone 11 ProのCグレードを購入したところ、インカメラの埃、望遠カメラの割れ、バイブ故障といった複数の不具合品が届き、交換してもらった端末もバッテリー異常やカメラの不具合が続き、3回連続でジャンク品同様のものが送られてきたと報告しています。

また、「Cグレードは傷の状態であり動作と無関係」という説明にもかかわらず、実際には動作不良品が届いたという声は少なくありません。

もちろん、肯定的な意見も存在します。カテゴリマスターとして回答しているユーザーは「比較的信頼できるサイト」「保証もついている」と評価しつつも、「扱っているのは中古品ですから、全てが良いものである、ということはあり得ません」「ハズレを引く可能性は低い」と述べ、中古品としてのリスクは必ず存在すると釘を刺しています。

知恵袋では、Back Marketとイオシス、じゃんぱら、ソフマップといった国内の老舗中古販売店とを比較検討する質問も多く、消費者が価格と安心感の間で悩んでいる様子がうかがえます。

iPhone購入時の注意点

イメージ画像マイレコメン

Back Marketで特に取引量が多いiPhoneの購入を検討する際は、いくつかの重要な注意点があります。主に「外観グレードと品質の不一致」および「非純正部品の使用リスク」です。

グレードと品質の不一致

Back Marketでは商品の外観状態をA(美品)、B(小傷あり)、C(傷あり)のグレードで分けています。しかし、このグレードはあくまで外観の目安であり、端末の動作品質を保証するものではありません。

知恵袋やレビューサイトでは、「CグレードのiPhone 13 miniを買ったが、予想以上に綺麗だった」という肯定的な声がある一方で、「AグレードのiPhone 13を買ったのに、2ヶ月で画面に縦線が入り、タップも誤作動するようになった」「AグレードのiPad Proが傷だらけだった」といった深刻な報告も混在しています。

前述の知恵袋での「3回連続で不具合品が届いた」ケースもCグレードであり、外観ランクが低い商品ほど、動作不良のリスクも高まる可能性が示唆されます。

非純正バッテリーのリスク

Back Marketでは、追加料金で「新品バッテリー」に交換するオプションが用意されている場合があります。しかし、複数の情報によれば、このバッテリーはメーカー純正品ではなく、出所不明の社外品であると指摘されています。

非純正バッテリーに交換したiPhoneでは、以下のようなトラブルが報告されています。

  • 「不明な部品」という警告が設定画面に表示され、バッテリーの最大容量が確認できない。
  • iOS 18以降では「中古」部品として表示される。
  • 購入後1ヶ月で最大容量が3%も低下するなど、劣化が異常に早い。
  • Appleや正規プロバイダでの修理を拒否される原因になる。

バッテリーの品質にこだわる場合、このオプションの利用は慎重に判断する必要があります。

iPad購入のメリットとデメリット

Pad購入のメリットとデメリット」
イメージ画像マイレコメン

iPadに関しても、iPhoneと同様に安価で購入できるメリットがありますが、複数のトラブルが報告されています。

メリットとしては、新品では高額になりがちなiPad Proや大容量モデルが、市場価格より安く手に入ることが挙げられます。

一方で、デメリットやトラブル事例も深刻です。

  • 「iPad Pro 2020のAグレードを購入したが、傷だらけで、バッテリーも3時間しかもたない」という報告。
  • 「iPad 8世代が初期不良で、24時間充電しても1%から上がらない過放電状態だった」ため、返金対応になった事例。
  • 「CグレードのiPad mini 5の画面端が割れていた」という報告。

特に古い世代のiPad(例:2018年モデル)を購入する場合、安価であってもバッテリーが完全に劣化しているリスクや、OSのサポートが近い将来終了する可能性も考慮に入れるべきです。レビューでは、古い機種ほど過放電状態で保管されている可能性が指摘されており、注意が必要です。

買ってみた人のリアルな口コミ

買ってみた人のリアルな口コミ
イメージ画像マイレコメン

実際にBack MarketでApple Watch SE(第1世代)のCグレードを購入したユーザーのNoteによれは、Back Marketの特性をよく表しています。

このユーザーは、Cグレードであったにもかかわらず、ディスプレイの線傷以外は目立つ傷がなく、「予想より綺麗だった」と外観には満足しています。価格も16,000円程度と安価でした。

しかし、問題はバッテリーでした。届いた端末のバッテリー最大容量は「86%」でした。これは購入時には分からなかった「ガチャ」要素です。実際に使用してみると、バッテリーの消費が想定以上に早く、10時間程度の使用で残量が34%まで減ってしまい、これが主な理由で結局使用を断念しています。

この事例は、Back Marketが「外観の傷はある程度許容でき、価格を最優先する。しかし、バッテリー性能のような内部的な品質は期待通りでなくても仕方ない」と割り切れる場合に適していることを示しています。

Back Marketの評判と実際のトラブル事例

この章で解説する項目

  • バッテリー残量という最大のリスク
  • 基盤不良など深刻なトラブル報告
  • クレカで買えない決済の問題
  • スムーズな返品と返金されない事例
  • 総括:Back Market 評判と賢い選び方

バッテリー残量という最大のリスク

バッテリー残量という最大のリスク
バッテリー交換を促す画面byマイレコメン

Back Marketを利用する上で、購入者が直面する最大のリスクは、バッテリーの最大容量が購入時点でわからない「ガチャ」である点です。

Back Marketはプラットフォーム全体で「バッテリー最大容量80%以上」を保証しています。しかし、この「80%」という数値が曲者です。Appleの公式基準では、最大容量が80%未満になるとバッテリーの交換が推奨されます。つまり、「80%以上」保証で届いた端末がもし80%や81%だった場合、それは「購入直後から交換推奨レベル」の商品であるということです。

参照:アップルホームページ

知恵袋情報によれば、iPhone 13のバッテリー交換費用はApple正規で14,500円かかります。安く購入したつもりが、すぐにこの追加費用が発生する可能性をはらんでいます。

実際に、「Aグレードなのに87%だった」「保証80%以上のはずが78%のものが届いた」といった報告や、「購入4ヶ月で急に電源が落ちるようになり、調べたら非純正部品で容量表示を偽装していた疑いがある」といった悪質なケースまで報告されています。

バッテリー性能を少しでも重視するのであれば、個別の容量を開示していないBack Marketでの購入はリスクが高い選択となります。前述の通り、「にこスマ」など、公式サイトで容量を個別に明記している販売店を選ぶ方が賢明です。

基盤不良など深刻なトラブル報告

基盤不良など深刻なトラブル報告
イメージ画像マイレコメン

外観の傷やバッテリーの消耗以上に深刻なのが、修理が困難な「基盤不良」に関するトラブル報告です。これらは、出店店舗による検品が不十分であるか、あるいは巧妙に隠蔽された不具合が検品をすり抜けている可能性を示しています。

口コミ(みん評)には、以下のような複数の事例が報告されています。

  • iPhone 13 Aグレードが購入2ヶ月で画面に縦線が入り、検品を依頼するも「基盤に不具合なし」として対応されなかった。
  • iPhone 13 miniが購入数ヶ月で突然モバイル通信エラー(圏外)となり、Appleストアで診断した結果「基盤故障の可能性が高い」とされた。
  • iPhone SE(第2・第3世代)で、OSアップデートをきっかけにBluetoothが使えなくなる、あるいは通話中にゴーストタッチが発生するといった、購入直後には分かりにくい基盤不良が発覚した。
  • 購入後1ヶ月で端末が通電しなくなり、近隣の修理店で「基盤が壊れている」と診断された。

これらの基盤不良は、たとえ1年間の動作保証期間内であっても、Back Market側の検品で「症状が再現できない」「問題なし」と判断されてしまえば、修理や交換を拒否されるリスクを伴います。購入者は、こうした深刻なハズレを引く可能性もゼロではないことを認識する必要があります。

クレカで買えない決済の問題

クレカで買えない決済の問題
イメージ画像マイレコメン

Back Marketでの購入を試みた際に、「クレジットカード決済ができない」という問題に直面することがあります。これは、商品やサイト自体が詐欺であるという意味ではなく、Back Marketがフランスの企業(海外決済)であることに起因します。

日本の多くのクレジットカード会社は、不正利用を防止するためにセキュリティを強化しています。そのため、カード利用者の普段の購買パターンと異なる海外のECサイト(この場合はBack Market)での決済を、不正アクセスの可能性ありと判断し、自動的にブロックすることがあります。

知恵袋によれば、「カード情報を正しく入力しても決済に失敗した」「『Returning to Back Market…』という画面から進まない」といった事象が報告されています。

この問題に遭遇した場合の対策としては、まずクレジットカード会社に直接電話し、Back Marketでの決済を一時的に許可してもらうよう、セキュリティロックの解除を依頼する方法が挙げられます。あるいは、別のクレジットカード(特に海外決済に強いとされるもの)で試す、コンビニ払いなど他の決済手段を選ぶ、といった対応が必要です。

スムーズな返品と返金されない事例

スムーズな返品と返金されない事例
イメージ画像シネモノ

Back Marketは「30日間の返品保証」と「1年間の動作保証」を大きな強みとして打ち出しています。しかし、この保証の運用実態については、評価が大きく分かれています。

スムーズだった事例

Noteの投稿によれば、Apple Watchを購入後、「バッテリー持ちが期待と違った」という完全な自己都合の理由でも、30日以内の返品・返金申請が認められています。このケースでは、商品の集荷翌日には返金処理が開始されるなど、非常にスムーズに対応されています。

トラブルになった事例

一方で、深刻なトラブル報告も多数存在します。「返金されない」のではないかと不安になる事例では、在庫なしを理由にキャンセルされたものの、返金処理が非常に遅く、GWを挟んだ結果、返金までに16日間を要し、消費生活センターにも相談したと報告されています。

他にも、「届いたジャンク品の返金で、販売手数料を差し引かれた」「明らかな不具合品を送ったのに、検品対応中に30日の返金期間が過ぎたという理由で、返金を拒否された」といった、対応の誠実さを疑う悪質な事例も報告されています。

また、多くのレビューで共通しているのが、カスタマーサポート(チャット)の返信が非常に遅い(翌日以降になることも多い)という点です。トラブルが発生した場合、交換や修理を選ぶと、この対応の遅さによって問題解決が長期化するリスクがあります。レビューでは、不具合があった場合は交換や修理ではなく、即座に「返金」を要求することが推奨されています。

総括:Back Market 評判と賢い選び方

Back Market 評判を多角的に分析した結果、以下の点が明らかになりました。

  • Back Market 評判をまとめると価格重視の方向けと言える
  • フランス企業が運営するマーケットプレイスである
  • 「再生品」とは「中古品」の言い換えである
  • 品質はBack Marketではなく個々の出店店舗に依存する
  • どの店舗から届くかは選べない「ガチャ」要素がある
  • 知恵袋の評判では「絶対に買うな」という強い警告も存在する
  • 外観グレード(A/B/C)と動作品質は必ずしも一致しない
  • 最大の懸念はバッテリー残量が購入時に不明な点
  • 「80%以上保証」は実質「交換推奨」レベルが届くリスクを含む
  • 「新品バッテリー」オプションは非純正品である
  • 非純正部品は最大容量が表示されないトラブルがある
  • 基盤不良やゴーストタッチなど深刻な不具合の報告も複数ある
  • 海外サイト扱いなのでクレジットカード決済が失敗することがある
  • 30日間返品保証は自己都合でも適用された実績がある
  • 一方で返金されない、対応が遅い、手数料を引かれる等のトラブルも多い
  • 保証期間内でも検品で「問題なし」とされ対応されないリスクがある
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